ウェアラブルは人間の身体部位のどこを獲得するかの戦いでもある。「目」「腕」「足首」「首」いろんな身体部位が占領されはじめている。意外と腹まわりは聞かない。眼鏡や腕時計もそうだが、「ふだん使い」で「違和感のないところ」が良いと思う。腹ならベルト使いのような感じだろう。
ウェアラブルは「気持ち良い/気持ち悪い」がKFSだと思う。テクノロジーは「0/1」と考えられがちであるが、人間身体に向かえば向かうほど、テクノロジーとは逆説的な判断基準・ものさしになってくる。
⇒「テクノロジー」×「生理的快感」
2015/10/16

倶楽部事務局

星出 祐輔

腕を前後に振るのではなく、横(左右)に振って歩く若い女性が増えている。
姿として「滑稽」に見え、非常に気になる。
なぜ、そうなったのか? 自分でやってみると歩きにくいんだこれが。「楽しいから?」「かわいく見えるから?」「気分ハツラツ?」・・・よく観察してみると、歩いているより踊っている感覚に近いんじゃないかと思った。踊り歩きの時代へ。
「踊り歩き」に適したダンサブルな靴やカバンの開発が望まれる(実際、斜め掛けショルダーバッグは腕の横振り運動に向いている)。あと、ダンサブル・シティという都市開発コンセプトも大切。いろんな新しい歩き方を道や階段が誘発する、そんな街づくりを。
2014/12/05

生活総研

嶋本 達嗣

触覚。
スマートフォンなどに代表されるように電子機器のインターフェースが、「押す」から「触る」に移行している。「空中触覚タッチパネル」も考案されていることから、指先から「モノを起動させる」という実感覚が薄れていくのではないか。
「触覚」には、[進化]と[退化]の2面性が出てくるのではないか?指先の表面の感覚が研ぎ澄まされる、ザラザラ、ツルツルなどサーフェースへの感覚が敏感になるケースと、指先の動作が鈍くなったり、触ったサーフェースの見分け方の衰え(紙や生地の手触り等)が進む両方の可能性。 
【触覚鍛練インターフェース】
鉛筆で字を書くときの「筆圧」によって文字の表情が変わったり、キーボードを打つ時の感情によってタイプ圧が変わり、達成感も得られることから、「手ごたえ」タッチパネル商品が生まれる。
2014/12/05

倶楽部事務局

高橋 哲久

足の爪。

足の爪の状態、長さで、
外から受ける刺激の度合い、
感じ方が変わってくる。
自分の健康や知覚の状態を把握できる、自分のからだの部位が分かっていると、便利。

ライフログデバイスの発展で、自動的にデジタルにからだの状態を記録できる時代だからこそ、自分にだけ分かる、デジタル未領域の感覚体を発掘しておきたい。
■自分のあらゆる感覚が表出されるイベントやコンテンツの開発。

■誰にも記録されない自分の情報を探すことができるコンテンツの開発。
2014/11/05

倶楽部事務局

星出 祐輔

【足の指】
アタマで「右足の小指!」と思っても、小指だけを動かすことは出来ない。こうやって、人間は動物的能力をどんどん失っていくんだろうなー。
【便利になると人の能力は衰える】
既に言われていますけど、都市機能や技術が発達すればするほど、人間の動物的能力が失われていく(五感、運動神経…)。そういったことに人間も気付いている。便利を享受したいけど、動物的感覚も取り戻したい!と思っている人もいるのでは?
【動物的能力を鍛え、獲得したい欲求の高まり】
アタマが良いコトだけでなく、五感が鋭く動物的能力が高いことがカッコいい時代の到来。絶対音感のように、絶対〇感を高めるためのサービスなどが人気に。
2014/10/06

週末菓子職人

小原美穗

手。

悩んでメモなど書きまくっていると、手が勝手にモノを考えはじめるような感覚があります。
散歩すると頭が働くように感じたり、「考える」ということは、特に脳の担当ではなく、血流・リンパ循環の結果、体内神経がモゾモゾ動くことなのではないかと疑う。脳は、思考中枢ではなく感覚統合の器官?(ご専門の方、失礼しました)
職場や会議は、人間が最も思考を働かせにくい状況を、あえて作り出している。不思議。

オフィスに血行改善を。
リンパ空間デザイン。
オフィス・ハワイアンセンター計画。
2014/10/06

倶楽部事務局

中村 隆紀

背中でございますかな。肩といってもいいでしょうか。なにゆえに、緊張しているのか。もんであげたくなる。あれでは、長続きがしないな、と思うのであります。
スックと立てるか。ゼミの学生に実は、その立ち方を教えたいのでありますが、身体教育の専門家でもなく、心理療法のプロでもなく
突然、立ってご覧、ぐるっと回ってというのもはばかれて。口で言うだけなのですが。背中のこわばりを解いて、と。
そういえば、バックボーンというコトパもあります。一本、筋が通っている、というのでなくても、いいと思います。肩の辺りがふわっと。そう、刀を構えたとき、そこに力が入っているとダメなのだそうです。
2014/08/05

教員

関沢英彦

老眼ってこういうことか…とここ数年。そういえば、最近は老眼鏡じゃなくて「リーディンググラス」とか言うんですって。
老眼鏡でいいじゃねえか…と個人的には思うけど、そういう世代が老境にはいっていく…ということでマーケティング的にはいろいろチャンスあるんじゃないかな。
老いを言い換えろ、と。ずいぶん前からこの発想はありますが、もっとおもしろいのがどんどん出てくるはず。「女子」なんてのも広く解釈すればこれでしょう(笑)。
2014/08/05

流しのマーケター

平塚 元明

腸。
先日約3週間を1人海外で過ごした。これまで滞在経験のある1週間を越えたところで、お腹が3日3晩下り続ける。外国語学校に通い、寮に暮らしていたので自分では気付かない外国語ストレスが身体にキたのだろう。
不随意な身体の持つ感性。
精神的ストレスを「対外排出」によって
解決しようとする、身体の不思議。
排泄物には悩みの排泄という意味もあるに違いない。だからきっと便秘は心の病気であるのだ。
心を健やかにするための腸トレセミナー
「排泄すれば心も元気」という自己啓発本
排泄物からの心の健康診断
2014/08/05

考えること

山本泰士

脳。

五体を使わなくても、写真が取れたり、気持ちが伝えられたり、脳波を利用する商品が増えている。
五感・五体を超えた、その先?手前?の感情、心情、考え方などが注目されている。
元々は、病気などで体を動かせない方のための研究から始まっているが、それを応用して、さまざまな商品・サービスが編み出されるはず。
調査など、深層心理がはかれるようになる。
隠したい本音の調査などが増える。

今は、スマイルシャッターのように、笑った瞬間を撮るカメラがあるが、今後は先周りして待ち構えるような商品も開発される?
2014/09/05

会社員

小林 舞花

聴覚
話す内容や意味よりも、それが心地よく聞こえるかどうかに重きをおく風潮が強まってきている。
例えば音楽はある特定の感情や動作を意識下から呼び起こす。また自然の音は生理的に人をリラックスさせる。このように聴覚は、理性より深いところに作用するという意味で、哲学的、科学的というより、宗教的な感覚だ。聴覚偏重は宗教的社会の兆しではないか。
論理的な思考が追求されるべきイシューにまで、情緒が持ち込まれる危険性をはらんでいる。
透徹した論理と豊饒な情緒、混同せずに両立することが健全だ。
2014/08/05

倶楽部事務局

佐藤 亮直

鼻、嗅覚。満開の桜の下を歩くと桜餅のような、桜の香りが通り過ぎる。
その時大学の入学式や、初めて好きな人と行った花見の記憶が再生された。
香りは記憶の再生スイッチである。
人生の節目の「香り」、かつて住んでいた家の匂い、町の匂いを保存する「香りのアルバム」事業が生まれる。
2014/04/03

考えること

山本泰士

就職活動の学生を見ていると、声が届く人が強い。相手の気持ちにストンと落ちる人です。つまり、声音に「思い」がこもった感じがある人がコミュニケーションを成り立たせます。若い男性で、ラジオをよく聞く人が増えた感じがすることも気になる現象です。
視覚優位の時代ですが、「声の力」が帰ってきたのでしょうか。電車でもどこでも、イヤホンをしている。そこに「内面情報」的なメッセージが届くということです。
スマホに届く「ボイス人生訓話」、逆に届く声にするためにする「スマホボイストレーニング」、週一で通う、「元アナ朗読教室」も増えるでしょう。これは、ビミョーで、会ったらガッカリかもしれないけれど「ボイス婚活」も本音とかやさしさが感じられていいかもしれません。
2014/03/20

教員

関沢英彦