最近、もらってうれしかったものは?
最近、入院することがありました。入院中何よりの励みになったのが、併設されているコンビニのお店でした。元気になったらガッツリあの弁当食べるぞ。あの新作スイーツも、ドリップコーヒーと一緒に。久々にライブやJリーグもいいかも・・・。リハビリや退院へのモチベーションを与えてくれました。
病院に併設されたコンビニは、便利なこと以上に、患者たちにとって毎日の楽しい「普通の生活」を思い出させ、頑張りの目標を与えてくれる存在。店内をあれこれ見ながら一周するだけで、気分を前向きにしてくれるすぐれた「気持ちのリハビリセンター」だった。
ますます生活の不可欠な機能となっていくコンビニ。生活における物理的な充足の役割を超えて、利用する人々の心理的な充足も担うように。毎日の暮らしにおける人々の「気持ちのメンテナンスストア」としての役立ちが求められるのでは。
2015/04/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

100年後に残したい、暮らしの風景は?
「”ごめんください”から始まる買物」
この間、久しぶりに出くわしました。初老の女性が、「ごめん下さい」と声をかけてお店に入ってくる風景を。お店の人もそれに自然に応えるように「どうぞどうぞ、ごゆっくり」と。お客さんも、お店の人も、とても気持ちのいい空気が店内に生まれていました。
お客様を神様として一方的に過剰にもてなすのではなく、お店とお客が互いに礼儀をもって対等な関係で、より良い、より楽しい買物を実現しようという、日本の消費文化を残したい。日本独自の買物作法を持つ消費を。
より良い買物、消費の実現には、売り手だけが努力するのではなく、買い手も創意工夫しなければならない時代に。
お互いが尊敬しあい、理解し、納得し、満足を高める。そのための買い手側の「買物作法」を発掘、創造することが大切になる。
2015/04/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

このごろ「復活してきているな」と思うものは?
「日当りのいい駄菓子屋ショップ」
昔は路地裏の店の王者だった駄菓子屋が、ショッピングモールや百貨店、スーパーの中の一等地で、家族が集まる大人気の行列ショップに。
お店の中を観察してみると、100円玉を握りしめて商品を買い物かごに出したり入れたり、楽しい悩み顔のキッズであふれている。
懐かしい駄菓子を食べたいこと以上に、駄菓子屋での買い物の面白さ、迷い、悩ましさ、難しさ・・・といった生活の大切な知恵を実体験で学ぶ場として支持されている。
お店は単にモノを手に入れる場として機能から、買物を通じて何かを学べる場としての機能が求められるのではないだろうか。
子供だけでなく、むしろ若者や大人たちにとって大切な消費テーマになりそうだ。
2015/04/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

あなたのアイデアは、いつ・どこで生まれやすいですか?
朝の通勤時間帯で混雑する駅のホームの人々を、空いている反対側のホームから眺めていると・・・。
慣れ親しんだ毎日の生活の景色を、真反対のの視点から眺めると、予想もしなかった景色に驚き、いろいろな発見があり、新しい発想につながる。
毎日の暮らしの中で、180度視点を変えられる場、時間、立場を見つけ、意識的に視点移動してみる。
・朝、都心ではなく郊外に向かう電車に乗ってみる
・いつもの買い手から、売り手になってみる
など。
2015/01/09

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの近所で増えているものは何でしょう?
最近、持ち歩く荷物の量がやけに多い人たちが増えていないだろうか?腕には手提げバッグ、肩にはトートバッグ、背中はディパック、手にはスマホ、もう片方の手ではキャリーバック・・・。誰もが荷物に埋もれて歩いている。
新しい「必需品」たちが生まれているのではないだろうか。PCやスマホの浸透で減ったはずの手荷物なのに、新たに増えているモノは何なんだろう。今の時代の毎日手放せない「必需品」たちは。
人々が普段持ち歩いている「持ち物検査」をやってみたい。その時代、その時代の人の気持ちが詰まっていそうだ。
2015/01/09

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

言われたくない褒め言葉は?
若いおじいちゃんだね!
せんせー、わかーい!
年をとるより、若い方がいい。
日本には年を経ていく方向での、誉め言葉がない。成熟することへの誉め言葉が。
維持や継承より、新しさを追い求めてしまう気質と同じかもしれない。
世界で一番の高齢化社会の日本に、成熟することへの誉め言葉=コピーをたくさん生み出さなくてはいけないんじゃないでしょうか。
2014/10/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの近所で増えているものは何でしょう?
あちこちの山の斜面に貼りつくように増殖する太陽光パネル。日本の里山の景色が、ここでも変わってきている。
2014/10/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの近所で増えているものは何でしょう?
平日の昼間、近所の公園、緑道・散歩道、商業施設の休憩場所など、街中は幼稚園や保育園の園児たちの行列集団で大賑わい。
街を「園庭」にして育つ子供たち。
待機児童の解消への動きに関連し、園庭を持たない保育園・幼稚園が増える中で、これまでの園庭での学びを街や近所に求める時代に。
●せっかく街を学び場にするのであれば、キッズ向けタウンウォッチング・プログラムの開発。
●園庭は新しい友達や遊びが生まれる場であり、新しい発見の場。園庭が果たしてきた役割を補完する「学び」のプログラム化。
2014/10/06

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

週末菓子職人
小原美穗

10月15日 14:35

キッズ向けタウンウォッチングから「かくれんぼ」を連想しました。時代は変わり、今は不可能ですよね。地域と連携して家々から許可をもらえれば、現代でも「かくれんぼ」ができるような気がします!

2拠点生活・大学非常勤講師
長谷川 宏

10月21日 16:50

園庭は子供たちが初めてルールのある「遊び」を覚える学びの場でした。街を舞台にした「かくれんぼ」、いいですね!コメントをもらってひとつ浮かびました。街を舞台にした「買い物ごっこ」というのもどうでしょう?
最近、あなたの先入観が裏切られたことは?
海外転勤になった息子夫婦とスカイプで、日本に居たときよりも逆に心理的な距離も縮まり、身近で密な関係になった。
人は距離が離れれば離れるほど、関係は薄まっていくという考えは、もはや過去のものに。
距離が遠のけば関係は近くなり、逆に距離が近ければ関係が遠のいていく。人との関係は距離と反比例する社会が到来している。
離れていてもそばにいるような、離れていても一緒に暮らしているような、遠距離同居の生活スタイルが広まる。
「毎週水曜の●時はスカイプでランチしながらおしゃべりしよう」「月末の土曜の●時は、スカイプで飲み会ね」のように。
2014/09/05

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの近所で増えているものは何でしょう?
「ガード下」の風景が激変している。

電車の高架下は、「一杯飲み屋」から保育園、深夜営業医院、小さなジム、スタンドカフェなどの、毎日の暮らしに密着した施設の集合に。
2014/08/05

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの近所で増えているものは何でしょう?
セルフレジ、エクスプレスレジ、・・・・。
スーパーマーケットやIKEAなどの大型店舗で、自分で会計するレジコーナーの利用者が増えてきた。
レジに並ぶのが面倒、はやく会計を済ませたいからではなく、買物ごっこのようにバーコードをピッ!とやるのが楽しいからセルフレジを利用する。
短時間で合理的な買物から、プロセスを楽しむ買物へ。
買物はいいモノを手に入れるだけでなく、如何にプロセスを楽しめるかが、より大切になる。
2014/08/05

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、あなたの先入観が裏切られたことは?
ハードで男前な俳優、西島秀俊さんが家事や白モノ家電を語るCMが似合うこと、かっこいいこと。
男たちの「家事育」が本格化してきた。
仕事より面白い家事の発見と提案が、男子の心を捉える。家事は男女共通の重要な生活テーマに。
・おとこの家政学の体系化。
・男女共学の家政大学の新設。
・おとこ目線の白モノ家電の開発。
2014/08/05

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

最近、もらってうれしかったものは?
誕生日に大の仲良しからもらった、自分の誕生年・誕生月に製造されたコールマンの古いランタン。
自分と同じ年輪を持つ商品への愛着。
同窓生と再会し付き合いを再開するように、「モノの同窓生」とも久々に出会ってまた付き合いを始めたいと思う気持ち。
・履歴がモノの価値となる消費の拡大
・商品の修復・再生業の本格化
・「モノとの同窓会」としての年代別暮らしのモノ博覧会の開催。
2014/06/20

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

100年後に残したい、暮らしの風景は?
太陽光エネルギーだけでなく、お日さまを毎日の暮らしの営みにずっと活かしてきた風景。
洗濯ものを気持ちよく干す、太陽のにおいのする布団、切り干し大根をつくる、ドライトマトをつくる、など生活の知恵としてお日さまと付き合う日本の風景。
2014/07/04

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

「心を込めてほしくない」サービスは?
●洋服屋さんの店先までのお見送りサービス。
●車屋さんの道路上での深々お辞儀の見送りサービス。
「終わり良ければすべて良し」を狙ったサービスの数々。
2014/07/04

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

あなたのまわりに、気になる趣味や習慣を持つ人がいませんか?
「お家ライブ」。
自宅をまるで小さなライブハウスのように、ご近所や仲間をお客さんとして招き、料理と知り合いのミュージシャンの生音楽を楽しむ。
お家カフェ、お家クッキングスタジオ、お家雑貨ショップ・・・。自分の「お家」を舞台に、ご近所や知り合いという近しい関係の小さなコミュニティイベントや趣味ビジネスへの取り組み意識が強まっている。
「お家ビジネス」クリエイターの育成制度や、「お家ビジネス」の起業を具体的に支援する体制の整備に注目が集まる。小さなビジネスパッケージやレンタルシステムの開発や商品化が進展する。
2014/05/13

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

面倒・損・今さら・・・でも、好きなことは何ですか?
年に一度の「家の持ち物大検査」
食器棚や納戸の奥にしまわれていたモノたち全部を、床一面に広げて総点検。捨てるもの選びは面倒だが、拾い上げるもの選びは楽しい。蚤の市の店みたいに一堂に並べて点検、修復、復活させるのが楽しい。
「新しくする」から「繋いでいく」。
人とモノの関係が変わってきている。東京蚤の市の盛況、ユーズド生活用品への注目など、ファッションとしてではなく、暮らしの基準として、受け継いでいく価値が浸透してきている。
人が使い、手を加え、そうした履歴がモノの価値になっていくような、本格的に成熟した
人とモノとの関係を支えるシステムやサービスの開発。
●「モノの家系図」システム
●「復元サービス業」の拡大
2014/05/30

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏

暮らしの中で減りはじめた「音」を探してみましょう
時刻を知らせる生活音。
新聞配達の自転車音、すずめのさえずり、台所からの包丁音、工場の始業サイレン、小学校の下校の音楽、町内放送・・・。
脳内時計が築かれない、時間感覚に乏しい生活社会の加速化。
「習慣」サービスの商品化。
個人の脳内時計を築いていく、毎日の定時の習慣となるサービスが生まれていく。例えば、「朝一番の御用聞き」
「夜寝る前の健康診断」など。
2014/05/13

2拠点生活・大学非常勤講師

長谷川 宏